ベテラン面接官が語る学歴フィルタの真実と低学歴でも大手企業に入る方法

Pocket
このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは、奥家 耀介 です。

本日は、企業が隠したがるも絶対に止めない学歴フィルタっていったい何なんだ!
というのと
高学歴でない私がそのフィルタをすり抜けて、
どうやって大手企業に就職できたかをご紹介。

学歴フィルタってなんやねん。
そりゃー勉強しなかった俺も悪いけどさぁ・・・。
勉強できる奴よりか仕事できると思っているし、
学歴が低いからって大企業に就職できんって変やろ?
チャンスくれやーっ


って人に少しでも参考になれば。



スポンサードリンク

style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-7131454004752794"
data-ad-slot="2164631060"
data-ad-format="auto">



学歴フィルターって何?

学歴フィルターで検索して、この記事に辿り着いた人は、
あえて、書くまでも無いと思いますが、簡単にサマリします
学歴フィルターとは、就職活動における採否を学歴で決めるという事。具体的には以下

 ■フィルター①「書類選考で落とす」
 ■フィルター②「セミナーにすら参加させない」
 ■フィルター③「リクルーターをつけない」

理由は以下。
 ・人事の採用活動の省力化
 ・有能な人材が欲しい
です。

そのフィルタとやらを
もうちょっと具体的に話しましょう。


学歴フィルターってそもそもあるの?

私の所属する企業には、採用学歴基準というような資料はありませんし、
人事部からの具体的な指示もありません。

そう具体的に、明確には無いだけで
人事部から現場採用担当者に向けての各種資料には、
そういった匂いをプンプンさせています

例えば、
 ・昨年度 出身大学別 採用者サマリと現在の採用状況
 ・出身大学別 採用者数の推移 と 今後の方針、などなど

そう、能力・特性といった情報分析なんて少しだけで、
カ・ナ・ラ・ズ 高学歴な出身大学情報を載せています。

名目上は”参考資料”、実態は基準になっている・・・。

これは、「分かるよな? 高学歴の大学出身者を採用するんだぞ
という暗黙のメッセージで、同じ面接官の人といつも
あれって遠回しに言っているよなぁ”って
いつも笑いのネタにしています。


学歴フィルターってなんであるの?

これはなぜ高学歴だと採用されやすいの?に置き換えると分かりやすい

・学歴が分かりやすく優秀の根拠を説明できるモノだから
 これは分かりやすいですよね。採用する側からすると、
 たった20分で面接者の能力を確認する上で最も見える化された情報です。

・粘り強く、真面目で、志が強い人だから
 高学歴は勉強の成果。遊ばず勉強してきたという事は、
 他人が遊んでいる時に、一生懸命きらいな勉強をしてきたんだから
 そりゃあ真面目で、粘り強いですね。
 それと、志が無いと勉強なんてしないはずなので、
 何かしらの志を持ち、精神力が強いのも納得です。

採用側の都合で話をすると
・後で怒られない責められないから
 採用する側も採用した人が、入社後に無能だと後でその上司から恨み節をあれこれ言われます。
 間違いないです。だって私が10年前の採用について未だに言われていますから。(泣
 その為には、学歴が採用の根拠になるんです。

・時間がかかるから
 前述しましたが、大企業になればなるほど志願者が何千人になります。
 はっきり言って人事部って暇じゃないんです。(私は人事部じゃないんですが (笑))
 講演会の調整やら、社内教育研修の手続きやら、人事考課制度の変更やら、
 会社の諸制度を決めるモノから、研修後の飲み会の買出し等の雑用まで様々。
 年中採用活動は出来ません。だから最も効率的に効果的に採否を判断するには?
 を考えるわけです

・顧客へアピールになるから
 これは私の会社ではありませんが、ビックデータにおけるデータ分析パートナーを探していた時、
 とある会社の営業との話の中で、自社のアナリストの出身大学の一覧を出し、
 猛烈にアピールしてきました。
 たしかに、データ分析は頭を使うので高学歴は魅力です
 ここでも同じように、対顧客への優秀さの根拠を説明できるモノなんですね

ベストセラーになった「学歴フィルター (小学館新書)」の著者
就職コンサルタントのふくしま・なおき氏も以下のように言っています

私はいわゆるFラン大学の学生を否定したいのではない。
彼らを指導することにやりがいを感じているし、長年応援してきた。
そして上位大学に伍して戦い、大手企業から内定を得た学生も知っている。
ただし、そのためには学生本人に意欲がなくては難しい。

それなりに長い年月この仕事をしていると、毎年私が講演をしている大学の中には、
ゆっくりと偏差値が下がっていく大学がある。昔と今で明らかに雰囲気が違う。

偏差値が高かった頃は学生が「ピシッとしている」印象があった。
私の講演中、学生は話に集中して、あまり動かない。
またほとんどの学生が講師の私に視線を注いでいた。
外部の講師から「自分たちがどう見られているか」を意識しているように感じられた。

偏差値がやや下がった今はどうか。「だらっとしている」印象になった。
話に集中せず、ごそごそ動く学生が増えた。講師を見ずにパンフレットやスマホを見ている。
必然的に私と目が合う学生が減った。

「学歴偏重、偏差値至上主義は諸悪の根源だ」という批判は昔も今もある。
しかし良し悪しは別として、偏差値は何かの事実を物語っている。

 私は社会的公正という観点から見て、学歴フィルターには問題があると考えている。
しかし現場で学生と長年接していれば誰でも自然と気づいてしまう。
そして多くの企業の人事はそのことを知っている。それは企業が学歴差別を行う理由の一つと思われる。
                               ふくしま なおき 氏

福島直樹氏:著書「学歴フィルター (小学館新書)」より


学歴フィルターって大学名だけで判断するの?学部は?

 学部まで判断します。大学によっては学部で偏差値の差が激しいですからね。
 私はあまり見るつもりは無いのですが、他の面接官の方に聞くと
 判断している人が多いです。

学歴フィルターで採否って成果を上げているの?

 もちろん、成果は上がっています。
 但し、他の面接官や人事部の方と話していてよく聞くのが、
 通常、自社の採用面接に来ないような超高学歴の方を
 高学歴だからって採用すると後で痛い目を見る事が多々あります。

 コミュニケーションが実は不得手だとか、性格が悪く協調性が乏しいとか・・・

 おそらく、超大手・有名企業に落ちた学生が来ていると思いますが、
 会社としても学歴だけで判断しないような風潮が高まっているのはたしかで
 最近だと、採用基準を落としてでも、その学校で優秀な学生を
 なんとか採用しようという考えています。

学歴フィルターに入らない人が受かる人っているの?

 います。ただ少数ですが、具体的には以下

・コネ
 昔はよく聞きましたが、最近は聞かなくなりましたねぇ。

 20年前、私が20代の時に、とある銀行の幹部の方が、
 「(取引先の)Aさんに頼んで入れてもらったわ!
 なんて、大っぴらに話していたことを覚えています。

 あるいは、面接官が「当社に親族の方はいますか?」という
 質問をして、居ると答えると加点していた方も昔は居ましたね。

 今はあまり聞きませんし、私の上司の息子さんは
 私の会社を受けましたが、落ちてしまったそうです。
 (上司は「うちの息子を落とした奴を知っているぞ」って苛立っていました
  おーこわこわ)

 大学教授の推薦で よくありますが
 最近は期待していません。なぜなら「なぜ推薦したの?」という方が多いからです。
 ただ、教授との関係が悪くなるのはあれなんで
 最低でも一人は採用しています。 (-_-;)

 今は、学校が推薦する人を私の会社が選ぶという変な事をしています。(謎)

・時に会社がものすごく求める人材だった時

 例えば、
  ・グローバル人材増やすぞ!って時の英語ペラペラ人材
  ・ビッグデータのアナリスト増やすぞ!って時のデータサイエンスコンテスト優勝者
  ・スマホアプリ開発人材増やすぞ!って時のAPL複数作って儲けている奴

 ただ、学歴前提の会社 と 学歴 or スキル突出人材でフィルタかけるのでは、
 前者ではひっかからないので、難しいです。
 最近ではこういうスキル突出人材をAIを使って抽出する試みも増えています。

・低学歴の大学でも成績が良い人材

 最近は、売り手市場もあって、学歴フィルタの基準を下げる傾向にあります。
 ただ単に下げるのではなく、学歴が低いと言われる学生でも、
 学生時代に優秀な成績を収めている方は、採用される可能性が高いです。
 (上位層を狙うわけです)
 昔と今の基準の違いをイメージすると以下の絵になります。


 これは、フィルタの幅を広げ筆記試験でその大学グループの上位層を拾う方法です。
 もちろん、学歴が下がるとその拾う比率は下がりますが、
 このやり方で、成果が上がっているのは確かです。

低学歴でも入る方法とは


 これはもう転職しかありません。

 なぜなら学歴よりも経歴を重視されるからです。

 私の場合は、ベンチャー企業での経歴は
 大手企業に属する方と違い
 IT企業でいう上流工程(要件定義)やプロジェクトマネージメントの経験は
 会社の規模としてどうしてもやれなかったので、

 ・当時の流行りの技術を一通りかじった。(経験したと言える程度だが嘘では無い)
 ・アプリケーション開発だけでなく、インフラ領域(ネットワークやサーバ構築等)も経験した。
 ・情報処理のいわゆる高度な資格を持っていた(これは地頭良いぞアピール)

 
 いわゆる スペシャリストでは無いが、IT企業が求める縦横斜めのスキルを
 一通り経験した
事をアピールした事が奏功しました。


 最近だと、増えているのが「紹介制度」。

 どんなに学歴があっても、どんなに経歴が立派でも、どんなに面接ウケが良くても
 ダメな人はダメなわけで・・・。

 一番、採否の精度が高いのは紹介なんですね。

 私が元所属していた外資系企業は現在、紹介制度で入社されると
 紹介料でなんと100万円もらえます。嘘ではありません。本当なんです。
 (どことは言えないけど)

 この額は転職エージェントに支払う額より低いですし、
 (転職エージェントの紹介料は、一般的に年収の1/3です)
 人一人が100万の利益をあげるのに、そう長い期間かかりませんので
 全然ペイできる金額なのです。

 それだけ紹介制度の成功事例が多い事に企業も気づき、
 制度を採り入れる企業もどんどん増えています
 (但し、大っぴらにしていません)

 この紹介制度の問題は、金目当てに誰でも引き抜く事があります。
 もちろん企業もバカではないので、「なぜ紹介に至ったか」という事を
 事細かに記載する必要があります。(結構面倒です)

 なので、紹介制度を持っている会社の人に
 信頼を勝ち取ってから、こそっと相談してみましょう。



如何でしたか、皆さまの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。


ではでは~。




Sponsored Link