【裏事情】大手IT企業のメリット・デメリットを暴露

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こんにちは、奥家 耀介 です。



本日は、IT業界ベンチャー企業外資系大手へと渡り歩いてきた私が「ベンチャーと大手の違いとメリットデメリット」について紹介。



私はこの記事をちょっとほろ酔い加減で書いており、
勢い余ってIT企業の危険な裏事情まで書いてしまってますので、
知った事でIT業界を嫌いにならないでくださいね。



しごく一般的な話もしますが、なぜそうなっているのか業界の真実を交えて説明していきます。



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メリット① 高給と安定


 IT業界は、建設業界と同様 下請け多重構造になっています。

 

 システム開発は、いくつかの工程に分かれており、一般的に
  ・要件定義・基本設計工程(やりたい事を決める工程)が上流
  ・開発工程(プログラミングを含めた実際にモノを作る工程)が下流

 に分類されています。

 


 難易度で言えば、上から下にかけて低くなるので、当然、単価も低いです。
 仕事を顧客から受けた企業(元請け)は、主に大手企業で、自社で対応できない仕事、
 あるいは単価の低い仕事は、下請けへ発注することになります。

       
工程請負企業単価
上流(要件・基本設計)主に元請け
下流(開発工程)主に下請け


 元請けは、受注した額からいくらかのマージンをピンハネして、下請けへ発注しているので、
 ピンハネ分は、元請け側の利益に計上されるわけです。



 元請け企業から受注した下請け企業が、なんらかの事情で仕事を受けれない時は、
 さらに2次・3次と下請けの企業に発注することになります。



 これが下請けの多重構造で、下請け発注の都度、マージンをピンハネされるわけですから、
 下請けへ発注が重なるほど、単価は低くなる。つまり企業の社員の給料が下がるわけです。



 ピンハネの相場は、大体10%前後なので、元請けと1次下請けの年収差は大体100万ぐらいあると思ってください。



 この記事を見ている感の良い学生さんは、
  「ということは、顧客は元請け企業ではなく、下請けに直接発注すれば、安くあがるってこと?
 なんて考えているかもしれません。



 しかし、顧客は、元請けの下請けに直接発注は簡単には出来ません。
 できない理由は、3つ。



 

理由① 監督義務が増えて手間


   下請けに発注するということは、発注先に対する監督義務が発生します。



   1つのシステム開発に際し、例えば、5社の企業に発注した場合、
   顧客が、各社のスケジュールや品質管理を請け負うことになるので、
   大変な手間がかかり、且つ高度な管理能力(マネージメント能力)を必要とします。



   顧客は、IT業界のエキスパートではないので、
   安くなっても、システム開発プロジェクトが失敗すると元も子もないのです。


 

理由② システム開発プロジェクトの失敗リスクが上がる


   売上規模の小さい下請け企業は、大手に比べ、資本や動員力等のいわゆる体力がありません。



   また、下流工程を主にやってきた下請け企業は、プロジェクト管理能力も
   大手に比べて低い傾向にあります。(経験が少なく、社員に教育する投資力もない為)



   その為、下請けに問題が発生した時(コストや品質面で)、赤字を計上しても仕事を完遂する体力や挽回する能力もない為、最悪の場合、撤退する可能性もあります。



   この場合、顧客は他社に発注することになりますが、その他社は1からプロジェクトに参画することになる為、これまでの経験や培ってきたノウハウが無い分、生産性は上がりません。
それを挽回するまでのコスト負担は、顧客企業であり、挽回期間を要するための納期延長というリスクも顕在化する可能性があります。



 

理由② 業界の暗黙のルールを破ってしまう


   受発注の流れ(お金の流れ)は、顧客 ⇒ 元請け ⇒ 1次下請け ⇒ 2次下請け ⇒ 3次下請け・・・と
   業界の多重構造の仕組みが出来上がっているので、
   顧客⇒1次下請けとスキップ発注になった場合、これまで元請けとして受注していた企業は、
   売り上げが上がらず困るわけです。



   なので、元請け企業は、あからさまではないにせよ、顧客へ非協力的になります。
   私の経験では、スキップ発注は、十中八九問題が起きますので、
   事が起きた後に、顧客から協力依頼が来ても、「対応できる人員が居ない」とか理由を見つけては、
   協力を拒否するのです。


  という理由から、IT業界の多重構造は簡単にはなくならないので、
  大手企業(元請け)の給与が下請け企業に比べ高いのはその為です。



  また、下請けの多重構造は、元請け(大手)にとって経済の浮き沈みに対する調整弁としても有効に働きます。



  仕事が減れば、下請けに発注せずに、自社でまかなえばいいのです。
  事実、リーマンショックの時に、私の所属の会社は、仕事量が2/3になりましたが、
  下請け発注額を抑える事で、当初の目標利益を達成する事ができました。


  よって、例年通りにボーナスが出ましたが、一方、仕事が無くなった2・3次下請け企業は、
  ボーナスカットという憂き目にあい、中には食べていけず、会社を去っていった人を何人も知っています。

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メリット② 羨望の眼差しを受ける、尊敬される


  例えば、あなたが東大卒だった場合、
   ・合コンで「スゴイね~」って言われますし
   ・ご近所のおばさんが「あそこの息子さん東大なんだって!それに比べうちの息子は・・・」と言われますし、
  でしょう。(私は東大じゃないのでわかりませんが、想像です。(汗))



  大手企業に所属していても同様で、大手企業 ⇒ 有名企業だった場合、
  独身の場合、女性にもてるし、家族持ちの場合、古くからの友人やご近所のお父さんから羨望、尊敬の眼差しを受けるし、嫁は、ママ友達から「いいですね~。奥さん」って言われるし、子供は、父の仕事を誇りに思ってくれるし、たまに同窓会に行くと、「お前すごいな」なんて言われるし、良い事だらけ。



  これが定年するまで数十年続くとしたら、あなたは誇り高く満足した人生になるでしょう。



メリット③ 社会的信用が圧倒的

 
  5年前、私は5000万の住宅ローンを4社の銀行に申し込みました。


  審査結果は、全勝(借入可の返答)


  しかも、手続き中に不動産屋や銀行窓口担当員共に、「まぁ審査は通ると思います」と
  言われました。



  人間の欲求の一つである「自尊」これを大いに刺激してくれます。
   【参考記事】夫婦仲の解消は、マズローの欲求5段階説から学べ


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デメリット① 会社の歯車になる


  私は新卒で、社員20名程度のベンチャー企業に就職しましたが、
  エンジニアでありながら、企画・営業・経理と非常に広い範囲の業務に携わる事ができました



  自社で扱う顧客管理システムを業者が多く集まる懇親会の場で、新人の分際でプレゼンする事ができましたし、個人商店の経営者が、如何に真剣にビジネスを考えているか、経営の難しさとはどういうものかを間近で経験することができました


  私はベンチャー時代、営業もしてきたので、営業の大変さも知っています。
  ゆえに、他社の営業マンと非常にウマが合い、「奥家さんは、よく分かってくれる」と
  直接本人から言われませんが、間接的に高評価を受けることもしばしばありますし、



  営業をしてくれと言われれば、高い成績を残せる自信はないですが、
  そこそこやれるイメージがあります。



  また、ベンチャーゆえに、ちょっと偉くなれば、もう経営者に近い権限・肩書が得られるので、
  責任重大な仕事はやまほど任されますし、若いくせに他社の偉いオジサマとほぼ対等な関係を築く事も可能です。




  一方、大手は、業務が組織化されている為、その一つに対してはエキスパートかもしれませんが、
  会社の歯車になりがちで、ビジネスの全体像から、現場レベルの問題事まで通しの肌感覚を持っている方が少ないのは事実です。



  また、失敗覚悟で、突飛なアイデアを実行させてくれる企業文化はないので、自然と受け身的な体質になります。
  ベンチャー企業の時は、仲間とITの将来について夢を熱く語っていましたが、
  大手に転職すると、夢を語っても実現できる(いや、実行させてくれる)可能性が低いので、
  誰も夢なんて語ろうとしません。 みんな目の前の仕事だけに注力しています。




デメリット② 手続き、承認が面倒


  ベンチャー企業では、直接社長に「こうしたい」と言ったら、「よし、やれ!」の二つ返事。わずか2秒で決まりますが、大手企業では、直属の上司、部長、事業部長、社長とハンコハンコの嵐。
  また、上司に限らず、関係部署の根回しも必要で、その所属長にまず話してから、担当者に話してと。

  

  更に、関係部署が複数にまたがる場合は、A部署の所属長⇒担当者で承認を得て、
  同じ内容をB部署の所属長⇒担当者に同様の承認を得て、
  最後に、AB両方の所属長を集まめ、合意を図るなど、STEPが10以上なり、期間が数カ月に及ぶ事もしばしばあります。


  無視するとふてくされるし、報復されるし、なんじゃそりゃ。
  


  はっきり言って、  

  って言ってやりたくなります。(ほんっとストレス)



大手のメリット・デメリットのまとめ


  私自身が、ベンチャー、外資系大手、国内大手と何れもIT企業を渡り歩いてきましたが、
  やっぱり、安定が一番だと感じています。



  ベンチャーで成功する企業なんて、ほんの一部ですし、
  大多数は、大手企業の下請けになっているので、
  給与が少ないとプライベート面でも充実できませんしね。




  ただ、大企業に入ったからといって、ぬるま湯に甘んじることなく常に高い意識を持っていれば、
  仕事内容は大きな規模のプロジェクトが多いので、満足のいく仕事ができるのでは
と思っています



  私自身も、歯車の一部なんて意識をせず、常に経営的な視点を持つことで、
  充実したワークライフが過ごせています。



 

大手企業に転職する上でお勧めの企業


  上記に記載していませんが、大手企業は転勤が多いです。



  転勤が嫌いって人は、ユーザ系IT企業をお勧めします。



  ユーザ系IT企業とは、IT企業ではない大手の子会社の事で、
  親会社が金融、生命保険、物流、製造などの企業です。



  親会社がIT企業の場合(I〇M、富〇通、日〇製作所など)、仕事がある所に出向くため、
  長期出張、転勤が多くなります、
  (大規模システム開発だと期間が数年にまたがる為、長期出張⇒転勤に変わる事が多いのです)



  一方、ユーザ系企業は、システムは基本的に親会社集中管理ですので、
  出張する機会があまりありません。(=転勤も少ない)



  また、ユーザ系IT企業は、金融なら金融業務、物流なら物流業務を任されるので、
  親会社の業務のエキスパートになれます。



  私の友人に、元I〇Mの方がユーザ系IT企業に転職した方がいましたが、
  その業務に特化したITエキスパートになりたいという思いで転職され、
  転職後、3年が経ちましたが、現在の仕事に満足されています。



 

大手企業に転職する為には


  2chとかで情報を収集するのも手ですが、自力では限界があります。
  きちんと転職エージェントにエントリーしましょう。
  2chだと、その企業の裏情報は分かりますが、転職する上での志望企業の攻略なんて書いていませんので。



  私も外資系、国内大手企業に転職する際、共に転職エージェントに登録しました。
  前職・現職共に、中途採用にも関わっているため、転職エージェントの特徴をある程度、把握しています。



  エージェントは、転職希望者を登録企業に転職させた後、一定期間在籍したら登録企業から報酬がもらえるビジネスモデルで、転職できる可能性のある企業、且つ転職希望者が望む企業でないとこの報酬がもらえない(すぐ退職すると報酬がもらえない)ので、転職希望者を全力で支援してくれます。



  私は関係していたエージェントへの報酬は、転職者の年収の50%程度でしたが、現在は飽和状態だからなのか、30%程度になっていると聞いています。



  ある程度、エージェント企業と登録企業側から、接点があったためか、自分の転職活動に有利に働く転職エージェントはどこかも迷わず決める事ができました。



  自分の知っている範囲で、独断と偏見かもしれませんが、転職活動者の参考になれば幸いです。
  2社ほど紹介させて頂きます



  数ある転職エージェントの中でも管理系に強い転職エージェントである  MS-Japanは、お勧めです。



 管理系特化型(経理、財務、人事)、および外資系に強い企業で、外資系に転職する際に ココを利用しました。



 転職エージェント企業の中には、とにかく登録企業の豊富さを転職者にアピールする為に、どんな企業でも登録させようと躍起になる所もありますが、MS-Japanは、営業曰く、与信を徹底しており、求職者にとって安心できる企業からの求人受注を心掛けていると聞いています。

 

 与信・・・。 つまり登録しようとする企業を査定することですね。



 友人からランチの美味しいお店を紹介されて、食べたら不味かった・・・なんて経験ありませんか?
 そんな経験したら、二度とその方の紹介するランチなんて食べたくないですよね。



 それと同じで、 MS-Japanは、信用のある企業をしっかり査定した上で、登録するので、いわゆる倒産リスクのある等の問題のある企業は紹介しないのです。



 また、MS-Japanは、登録企業の採用支援と求職者の転職支援をするキャリアアドバイザーの役割を一人で対応するワンフェイス型を採用していると聞いています。


 ワンフェイス型の逆、ツーフェイス型は、登録企業の採用支援と求職者の転職支援が別々の担当者になるということ。



 私は以前、ツーフェイス型の転職エージェントに登録しましたが、ツーフェイス型の担当者は、企業を紹介する時に、数打ちゃ当たる的な発想で、アレコレを紹介するが、紹介企業の内容を深く追求するとモゴモゴして紙に書いてあるような事以上の事を聞けませんでした。(結局、そのエージェントとの連絡を取らなくなりました)


 
 登録から面談までの手続きなどの要領は、特に他の転職エージェントと変わりはありませんが、エージェントとの面談は、企業面談と同様重要ですので、その意気込みで面談に臨んでくださいね。



 転職エージェント企業も変な求職者を登録企業に紹介できませんから、面談時に求職者がどんな人かの見極めをきちんとしているのです。(前述のランチの話と同様ですね)


  MS-Japanの転職支援サービスを受ける



 続いては、現職に転職した時に利用した転職エージェントで、ダントツでお勧めなのが ワークポートです。



 これは、皆さんご存知の通り IT系については抜群の高評価を持つ老舗の転職エージェントですね。



 転職エージェントの大手は、幅広い職種を扱っているがゆえに、エージェント担当者の質にばらつきがありますが、 ワークポートは、IT業界の動向やこれからトレンドになる技術をよく知っていて、スムーズに話が進んだという話が多いです。



 さすが、「ホテルのコンシェルジュのように・・・」と標榜しているだけのことはあって、
 温かく相談にのってくれます。(看板に偽りなしと言ったところです)



 スキルに自信がなくても、あなたを喉から手が出るほど欲しがっている会社は必ず見つかります。
 転職に不安になっているあなたの気持ちを十分に理解して、ぴったりと寄り添ってくれますよ。



 また、このエージェントは非公開求人をWebサイトで閲覧できるシステムを持っているので、
 転職準備期間として、まず情報収集するという方にはお勧めです。かならず登録するようにしましょう。



  ワークポートの転職支援サービスを受ける。




 如何でしたでしょうか。 あなたの参考になれば、著者冥利に尽きます。



 最後まで読んでいただきありがとうございました。


 ではでは~。






 










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