こんにちは、奥家 耀介 です。
本日は、私が10年以上前の若かりし頃、私のメンター(師匠)から、教わったプレゼン極意の話。
私は、昔から滑舌が良くありませんでした。また、大人数の前で話をする時にかなり緊張します。
さぁ、発表だという時に、頭の中が真っ白になって、下を向いて資料を棒読みする事も多数でした。
そんな私の発表を見て、上司から「何を言っているのか分からん! もういいわ。 出ていけ!」と言われ、私は、会議室を後にし、スゴスゴ席に着いた記憶が今も忘れられません。
そう、悔しい・・、本当に悔しかった記憶だけしかありません。
そんな私のヒドイ有様を見て、メンターがこう言いました。
ズバリ・・・。 たしかに私は、より正確に、より細かくを意識し、そうすれば分かってもらえると思っていました。
そんな私の悩みを察してか、そのメンターがいくつかプレゼンの極意を教えてくれました。
本日は、そんなメンターがSEの私に教えてくれたエンジニアにありがちなプレゼン下手を克服する極意の話。
まぁ極意なんて言えば、大げさかもしれませんが、そのおかげで、私のプレゼン力は大幅に向上しました。そして、上司から怒られるどころか、逆にプレゼンしてくれと依頼される始末。
やったと、してやったと、その極意のおかげで私はリベンジをする事ができました。
そんな私の経験が、あなたの役に立てば、幸いです。
さぁ行きましょう! 準備は良いですか?
目次
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プレゼンで本当に重要な事を知ろう
プレゼンで重要な事とは?
〇聞き手が理解し、納得してもらう事
・長い時間をかけて、積み重ねてきた成果や企画の魅力を
・短い時間で
・聞き手に納得感を伴って理解してもらう必要がある
⇒ その為には、言いたい事ではなく、伝えたい事、伝えないといけないに注力する
〇聞き手が誰かを知る事
・聞き手の属性 ・・・役職、事業カテゴリー
<役職>
⇒ 部署内:課長、係長
⇒ 事業部:事業部長
⇒ 全 社:社長、役員
業界が同じであっても・・・
<事業カテゴリ>
⇒ 営 業:売上増加、成約率向上に興味ある
⇒ エンジニア:最新技術、生産性向上、品質向上に興味ある
⇒ 社長、役員:経営(売上、利益)に興味ある
・聞き手の予備知識 ・・・テーマ関心度、専門用語、課題背景
⇒ 知る人ぞ知る用語は、なるべく避けた方が無難
⇒ 誰に対してのプレゼンかを理解しないと自己満足になる。
資料作りで、これだけは押さえておきたい3つのポイント
資料作りのポイントとは?
① シンプルに構成
膨大な情報の中から、聞き手に伝えたいメッセージと
それを説明する為に最低限必要な情報を厳選
⇒1スライド=1メッセージが基本
『メッセージ』 スライドで一番伝えたい事
② 直観的に分かる
図や表、グラフを用いて、より直感的に理解できる形で表現
③ アニメーション
アニメーションの目的を理解した上で、効果的に活用
・段階的な情報提示(一気に見せると分からなくなる為)
・メッセージやポイントの協調
① シンプルに構成とは?
メッセージを説明する上で、最小限のキーワードと図を使用する

<良くない事例>

② 直感的に分かるとは?
人間の直感的に、図が何を示しているのか2秒で分かる表現
<良い事例 (基本①)>

<良い事例(基本②)> ※図やグラフを使う

<良い事例(応用)> ※表で纏めても分からない例 (位置が重要であれば、表でなく図で)

<良い事例(応用)> ※矢印の意味合い

③ アニメーションの効果とは?
アニメーションの目的を理解して効果的に活用(動けりゃ良いわけではない)
<アニメーションの目的>
・段階的な情報表示
⇒ 一気に見せると理解が追い付かない
⇒ 段階的に理解させたい(これが、こうなった、だから、こうである)
⇒ 一気に見せると背景・経緯が分らず変な誤解を与えてしまう
・メッセージやポイントの強調、フォーカス
⇒ 売り上げが10%UPする!
⇒ 工場の生産性が年度内までに23%向上する!
⇒ 残業が1年で半分に削減!
※point! 強調は、聞き手の興味のある事でないと強調の意味が無い
発表での悪い点を劇的に治す方法
プレゼン発表での悪い点とは?
# | 項目 | 悪い内容 |
---|---|---|
1 | 声 | 小さくて聞こえづらい、抑揚がなく、眠くなる |
2 | スピード | 早すぎて理解できない、遅すぎて、イライラする |
3 | 顔・視線 | 暗い、下を向いていてイメージが悪い、自身が無い |
4 | 話し方 | スライドの読み上げに終始して、ポイントが掴みずらい |
5 | 「えー」とか「あー」とか入り、聞きにくい |
発表練習で自撮りし確認しよう
へっ!? 自撮りって? 自分を写すってこと?

そう。そうなんです。発表が上手くなるコツは、理屈でなく、これが一番
モデルは、鏡を見ながら、自分の歩き方、表情を確認するでしょう。
アナウンサーは、録音しながら、自分の話し方を確認するでしょう。
それと同じなんです
これは「聞く側の視点に立つことで、癖や仕草に効率よく気づくことができる」のです。
自撮りは、別に会議室でやる必要は無いのです。
PCのカメラでやってもいいし、自分の部屋でやってもいいのです。
面倒だと思わずにやってみてください。まず、自分の話し方が嫌になるはずです(笑)
そこで、自分が最高だと思うプレゼンターをイメージしながら練習しましょう。
↓これは極端ですが、面白いです。
↓因みに、これは私がTEDの中で一番のお気に入りです。
発表途中に黙ろう
へっ!? 黙るって何? 話さないと意味ないのでは?

いいえ、それは単に黙るのではなく、間を置くということ
間を置くことで
・聞き流されにくくなる
・抑揚がつき、どこに注目して聞けばよいか分かりやすい
・聞き手に理解させる時間を与える
なんですね。
如何でしたか、私のメンターからの教えられた極意の半分ぐらいですが、
あなたのプレゼン力向上に役立てば幸いです。
プレゼンを学ぶために役立つ書籍
ここでは、私が選ぶ 上手なプレゼンを学ぶために役立つ書籍をあげます。
誰もが知っている有名な書籍なので、一度は読んでおきたい本。
いえ、読んでおくべき本です。
プレゼンに関する書籍はいくつも見ましたが(図書館で見ていない本が無いほど(笑))
以下の名著ほどいいものはないので、マインドセットも含め、プレゼンター必携の本です
TED 驚異のプレゼン 人を惹きつけ、心を動かす9つの法則
上記のyoutubeリンクにもありますが、プレゼンとして有名なTED。
人気プレゼンターから学ぶ、9つの法則が解説されています。人を惹きつけるプレゼン法を、科学的に分析しています。
孫正義 奇跡のプレゼン
私の大好きな経営者孫正義のプレゼンに特化した資料です。
彼のプレゼンは超一流、奇跡とも呼ばれているが、意外にもそのプレゼン戦略は非常にシンプルで明確。
誰もがすぐに実践できるものばかりなので、是非一読を!
扇動マーケティング

これは、応用編となりますが、プレゼンの目的は、聴衆者の行動です。
如何に良い内容でも、”人を動かせる”事が出来なければ、目的は達成できません。
動かすためには、まずアナタという存在を信用させる事が重要ですが、
扇動マーケティングは、信用というレベルを超えて「信仰、崇拝、忠誠」の域に達するスキルが書かれています。
元々、マーケティング手法なのですが、他の方と圧倒的に違うトップ級のプレゼン力持ちたいと考えている方は、 書籍とかではなく、こういった他業種の手法をハイブリッド的に取り入れる事で一層の力が手に入ります。
ヒトラーやキング牧師がなぜ聴衆を引き込んだのかその方法が論理的に描かれていますので、 悪用厳禁を前提に、是非活用してください。
他の人と大差を付けたいのであれば、このページを破棄した時点で
もうこの機会に会えないかもしれません。
やるなら今です。↓
扇動マーケティングへ
最後までお読みいただきありがとうございます。
ではでは~。